「あっちこっちにシステムが分散していて、仕事がしづらいったらありゃしない!」
中堅商社X社で営業マンとして働く鈴木は、これが最近の決まり文句になっている。
今や企業内においては、様々な業務がIT化されている。もちろん、この鈴木の属するX社も例に漏れず、一人1台のノートパソコンを支給され、グループウェアで予定を管理していた。しかし最近、SFAが導入され、日報の入力が義務付けられていて内心イライラしていたのだ。
営業向けの情報システムである「SFA」。このSFAは情報システムの中でも特に現場からの反発が強いシステムです。
しかし、なぜこれほど反発がでてしまうのでしょうか?
まずひとつには、既存のグループウェアの存在が上げられます。SFAでのスケジュール管理が始まると、グループウェアで予定を管理している別の部の人たちと情報共有がとりづらくなり、孤立してしまうからです。
また、根本的な問題として、そもそもSFAが使いづらいシステムであるから、ということも考えられます。グループウェアだけで十分なのに、さらにほかのシステムを覚えるというのは、業務で忙しい社員からすると、予想以上に大変なことなのです。

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